竪破山:日立市最高峰から一望する太平洋と日立市街

竪破山(たつわれさん)は、茨城県日立市とひたちなか市にまたがる標高408メートルの山です。日本百低山の一つに数えられ、山頂からは太平洋と日立市街を一望できます。

竪破山には、登山道が整備されており、初心者から上級者まで幅広いレベルの登山者が楽しめます。山頂までの登山時間は、約2時間30分です。

竪破山には、様々な自然景観を楽しむことができます。山頂からは、太平洋と日立市街を一望できます。また、山中にはブナやカエデなどの木々が生い茂り、四季折々の景色を楽しめます。

奇妙な割れ石

竪破山頂とその周囲には、この太刀割石(磐屋(いわくら))の他にも、不動石ほかの大きな奇石や滝があり、太刀割石、神楽石、甲石(堅破和光石)、舟石、胎内石、畳石(腰掛け畳石)、烏帽子石と、不動滝(奈々久良滝)、剣滝、龍馬滝をあわせて、七奇石三瀑と呼ぶ。

登山道沿いに見られる奇石のうち、不動石は土石流で運ばれてきた石、烏帽子石・手形石は崩落崖より転落・破砕した石、畳石は斜面がブロックで滑り落ちてきて・堆積した石。太刀割石、甲石、神楽石は小起伏面上にあり、花崗岩が風化され残った球状のコアストーンである。太刀割石はコアストーンがさらに木の根により節理面に沿って開口し、片方が転倒したもの。甲石は一部だけ破断しているもの・・・破断した断片が舟石。神楽石は5,6片の板状破片に開口しているもの。甲石→太刀割石→神楽石の順で開口の度が進んでいると見ることができる。 竪破山山頂には、黒前神社本殿の裏に大きな花崗岩塊(花崗岩の岩峰地形でトアとよばれる)が露出し、もともとの巨石信仰の岩座であったと思われる。胎内石は、竪破山の残丘北方稜線にある小岩峰(トア)の基部が南面の大崩壊の崩落崖にそって重力移動し、岩峰基部に歪みが集中して節理割れ目に沿って岩が抜け落ち浅い洞窟となったもの。

登山道までのアクセス

標高450m付近に駐車場トイレ(二ノ鳥居の登山口)がある。道中に、焼き窯(あかめ焼き窯)、太刀割石ほかがある。山頂に展望台がある。花園山神峰山などとあわせて、花園花貫県立自然公園と指定されている。

登山口までは、常磐自動車道日立北IC → 茨城県道10号日立いわき線→ 茨城県道60号十王里美線

駐車場

  • あり(無料)

参考

その他

  • 登山道は滑りやすい場所もあるので、登山靴を着用することをおすすめします。
  • 山頂付近は風が強いので、防寒対策をしっかりしましょう。
  • 登山中は水分補給を忘れずにしましょう。

竪破山は、日立市で登山を楽しむならおすすめの場所です。山頂からの景色は絶景なので、ぜひ一度訪れてみてください。

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