工業都市、日立市の歴史探訪:日鉱記念館

日立製作所のお膝元としても知られる日立市、その工業都市としての歴史は100年以上も前に遡ります。

1905年に赤沢銅山と呼ばれていた小鉱山が、のちの久原財閥を興した実業家の手腕により日立鉱山として開発が始まり、日本を代表とする大鉱山へと発展しました。

日産やJX金属など今や世界に知られる大企業の数々の始祖となりました。

日鉱記念館は、茨城県日立市にある日立鉱山に関する資料を展示する博物館です。日立鉱山の歴史や技術、文化などを学ぶことができます。

日鉱記念館の展示内容は、主に以下の通りです。

  • 日立鉱山の歴史:江戸時代から昭和時代までの日立鉱山の歴史を紹介しています。
  • 日立鉱山の技術:鉱山創業当時の竪坑へのケージ運搬を担った巻揚機が当時のまま残っており、鉱山開発や製錬技術などを紹介しています。
  • 日立鉱山の文化:日立鉱山で働く人々の生活や文化を紹介しています。

日鉱記念館では、ガイドによる館内案内や、映像上映なども行っています。

日鉱記念館へのアクセス

  • 電車:JR常磐線日立駅(中央口)から、茨城交通バス東河内行き「日鉱記念館前」停留所(駅から約30分)、または日立駅からタクシー(駅から約20分)
  • :常磐自動車道日立中央ICより約10分

営業時間

  • 9:30~17:00(入館は16:30まで)
  • 休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始

入館料

  • 無料

駐車場

  • あり(無料)

参考

その他

  • 館内はバリアフリーに対応しています。

日鉱記念館は、日立鉱山について学ぶことができる貴重な場所です。日立市を訪れた際には、ぜひ一度日鉱記念館を訪れてみてください。

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